肝臓を助けるのはウコンではない?

2014/12/20 投稿

「ウコン」と言えば 「お酒を飲むときに 飲む ウコンの力」に代表される通り今では、ウコン=肝臓 になっていますね?

ちょっと待ってください。

ウコンは東洋医学の五色でいえば「黄色」です。

でも、肝臓はこの「黄色」ではなく、「青色」なのです。

ちなみに、五色はこれ


   肝 青(緑)
   心 赤
   脾 黄
   肺 白
   腎 黒


上記のことから考えると、黄色は「脾臓」です。

おかしくないですか???

また、5味というのもあり、それだと

   肝 酸
   心 苦
   脾 甘
   肺 辛
   腎 塩


ウコンはどう考えても酸っぱくないですよね?

ウコンは「黄色」なので、脾臓によい食べ物なのです。

ちなみに、「5色の食べ物がからだを変える」という本には 脾臓によい食べ物として列挙されていました。

となると、あのCMは????

騙された???

そうあなたは騙されているのです、と言いたい所ですが・・・

実は、「脾」と「肝」は密接な関係??なのですね。

五行に相克の関係があるのですが、詳しくはまた今度の機会にするとして

「肝」は血を蔵している。この血は脾で作られたものである。

つまり、「肝」は「脾」から血を取り上げている(この関係が肝臓が脾臓を剋する)ことになります。

別の言い方をすると、血を肝臓に送っているとも言えます。

肝臓の状態を上げるには、脾臓の働きを上げて、多くの血を肝臓に送ることができれば、肝臓の働きがよくなる。

ということになります。

肝と脾は一方の剋する関係だけではなく、お互いに助け合っている関係もあるという事実です。

わかりにくくなりましたが

ウコン(黄色)の食べ物で、脾の働きが高まり、多くの血を「肝」に送ることで、肝臓の働きがUPすると考えられるということです

わかっていただけたでしょうか?

うー、結構こじつけのような気がしないきもないが・・・

 【足もみ情報サイト】 足もみてっちゃん 

 オフィス&イベントへの出張足揉み&教室 行っています。

 詳細は「出張サービス」をチェック 

院長 宮田徹也

メール  techan@asimomi.jp

2019.9.7  更新

肝臓を助けるのはウコンではない?